A…「界面活性効果」は、水と油のように、本来混ざり合わない物質同士を結合しやすくする働きのことで、石鹸や洗剤が汚れを落とすのは、この効果によるものです。
一般に販売されている合成洗剤などの界面活性剤を水の中に入れると、界面活性剤分子が集団を作り、その中に油を取り込んで、油汚れを落とします。
トルマリンには、水の分子集団(クラスター)を小さくし。汚れを剥離しやすくするという機能があります。
トルマリンの粉末を入れて入浴すると肌がスベスベになったり、浴槽や洗面器に汚れがつきにくいとよく言われますが、この機能によるものでしょう。
合成洗剤やクレンザーなどに使われている界面活性剤は、石油系の化学物質の場合がありますが、トルマリンのこの機能を充分に活用すれば自然環境を汚さずに洗浄効果を得ることができるのです。
実際にトルマリン陶器は、油汚れやこびりつきが、こするだけで簡単にサッと落ちると好評を得ていますし、漂白剤やリン系物質を含まない100%天然素材のトルマリン万能洗剤もあり、環境にやさしい洗剤として人気を得ています。